【前回のあらすじ】
ピエトロ王子が10歳の誕生日を迎えた日、ガミガミ魔王によってお城の宝である「知恵の王冠」が奪われてしまいます。
それを取り返すため、ピエトロは竜の剣を手に入れて冒険に旅立ちます。
お供につく兵士「ゴン」と「ドン」は先に城下町に出て待っているようなので、これから合流します。
ポポロ日記 Part1『運命が動くピエトロ10歳の誕生日』
目次
ゴンとドンの待つ城下町へ
ガミガミ魔王にやられた跡がまだ色濃く残るポポロクロイス城を後にして長い橋を渡ると、城下町にいるゴンとドンに「遅かったじゃないですか」と言われながら合流します。
青い鎧の「ゴン」のステータスは
- レベル1
- HP50
- MP30
回復魔法である「ヒールウォーター」を覚えています。
黄色い鎧の「ドン」は
- レベル1
- HP60
- MP20
ピエトロと同じ「ファイアーボール」を覚えています。
見た目はほとんど同じですが、全体的に少し高めのステータスと最初から回復魔法を覚えている点で「ゴン」の方が優秀なのはすぐに分かります。
このタイミングから城下町の外に出てモンスターと戦うことができるようになりますが、ちゃんと城下町を回っていきます。
最初はとりあえず宿屋に向かいます。
ここまでセーブできるタイミングは無く、城下町に出れるこの時まで進めないとセーブができません。
宿屋では「一泊する」でHP・MPの回復ができ、「旅の記録をする」でセーブをすることができます。
ポポロクロイス城下町の宿屋はホテル「セントラル」という名前で、そこにはベッドが4つあるため、最高4人までのパーティーを組めることが分かります。
その隣の家には、7匹の猫と寝ている(寝ぼけている?)おばあさんがいました。
猫は7匹とも柄が違っていて、デザインに凝っているのでしょう。
その一方、ゴンと同じ青い鎧を着た兵士が城下町にたくさんいるのが気になってしまいますが…
さらにその隣の家ではガミガミ魔王のモノマネをしている子供がいます。
大きく口を開けていて、動きも大きく似ているのかもしれませんが「グハハハハ!グハハハハ!」しか言ってくれません。
お城へ続く橋の近くにある高い建物の中には、上に繋がる長い梯子が付いています。
宝箱が4つもあるので忘れずに入って取っておいた方が良いですね。
そしてそこには、宝箱とは別に「立派な鎧と剣」がおいてあります。
剣を見てみると「大きくて立派な剣だ。…どうしよう?」となり、持っていくを選択できます。
しかし、持っていくを選択すると懸垂をした状態の自信家のおじいさんが急に梯子のところから現れて「わしがお城に仕えていた頃に使っていた剣だけど、重すぎて使えない」と言い残し、剣を貰えないままおじいさんは去っていきます。
確かに腕力だけは凄そうです。
噴水の近くにある井戸の周りでは、おばさんたちによる文字通りの「井戸端会議」が行われています。
ただ、大した内容ではないので割愛させていただきます。
次は、道具屋「なんでも亭」
薬草や武器防具を買えるお店です。
そのお店には入り口が2つあり、片方は正面から入る出入口で、もう片方はお店の裏側を通れるようになっています。
裏口から店主に話しかけても買い物をすることができます。
- 攻撃力の高い「どうのけん」 250G
- 防御力の上がる「どうのうでわ」 220G
- 戦闘不能を回復する「りゅうのなみだ」 200G
などの魅力的な商品もたくさんありますが、所持金は100Gしかないので大したものは買えません。
お店の奥に行くと「モンスターは宝物を落とす」ということを教えてくれるおばさん。
2階には実家に戻ってきているお城の兵士とうるさそうな子供が2人。それ以上でもそれ以下でもありません。
その隣の家には眼鏡をかけて本を読んでいるおじさんがいますが、何も答えてくれません。
奥には地下室がありますが、宝箱が1個だけで寂しい建物でした。
そしてもう一つの橋の近くのある家には、見るからに落ち込んでそうな夫婦が暮らしています。
話を聞くと「僕たちは新婚で日当たりの良いお手頃な家を買えてサイコー。…あれさえなけりゃ」と少し含みを持たせた話し方です。
しかし特に何もないので外に出ようとすると、
「パリーン!」というガラスが割れる音とともにボールが家に入ってきて、男の人が思いっきり目を見開いたビックリ顔を見せてくれます。
「チクショー、あんな学校なければいいのに!」と、毎日ガラスを割られている男の人の本音を聞いたところでその学校に向かいましょう。
学校では、先ほど民家にボールを投げ込んでいたキャッチボールをしている男の子たちがいますが、みんなピエトロを相手にしてくれません。
中に入ると学校はシンプルなワンルームの造りで、自費で学校を作った先生は赤字を嘆いています。
独り言で「授業料は値上げできないから誰かに寄付をして頂かないと」と言っているのを王子であるピエトロが聞いていたら「なんでもない」と返されてしまいます。
ポポロクロイス王国はそんなにも貧乏なのでしょうか?
学校の外をウロウロしていると授業が始まりますが、特にこれと言ったことはありません。
これで城下町は大体回ったので、そろそろ外に出て戦い始めます。
エンカウント率は結構高め
外に出ることは決めましたが、どこに行けば良いか分からないので城下町の3人の兵士に話を聞くことにします。
1人目は「竜の柱」について
「竜の柱はこの国のあちこちにある竜の形をした石柱。大昔の人が旅をするのに使っていたという伝説がある」とのこと
2人目は「タキネン村」について
「タキネン村はのんびりしてて良い村。そこの村長ならきっと手助けをしてくれる」
そして、「タキネン村から少し北に行けばフローネルの森がある。森を抜けて山を登ればガミガミ魔王のお城がある」
これから目指すところはタキネン村ですね。
3人目は「南の浜辺」について
「強い怪物が暴れている。でもガミガミ魔王城とは逆方向だから関係のない話」
ということで、まだ浜辺の方には行かなくて良さそうです。
情報を集めたところでやっと旅に出ます。
左の門から城下町を出ると、すぐに竜の形をした光った像があります。でも、触っても何も起きません。
そして、最初の敵は「ドローン」4体
オートで勝手に戦わせることもできますが、個人的には戦闘の操作をしたいのでずっとマニュアルです。
そういえば、道具は装備していないと戦闘中に使うことができないため、忘れずに装備を確認して持たせておきましょう。
ここで、ポポロクロイス物語の戦闘システムについて簡単に紹介します。すでに知っている方は飛ばしていただいて構いません。
最初の状態で選べる戦闘コマンドは
- 物理攻撃をする「攻撃」
- 攻撃魔法・回復魔法を使う「魔法」
- 身を守る「防御」
- 気力を溜める「気合い」
- 装備した道具を使用する「道具」
- 「逃げる」
の6つです。
自分が動ける範囲の中に攻撃できる敵がいれば、〇を押して攻撃できます。
遠くにいる敵に攻撃する場合は、ダッシュ攻撃をして多くダメージを与えることができます。
攻撃魔法は行動範囲に関係なく使うことができるため便利です。
防御はそのターンの間受けるダメージを減らすことができるとともに、気力を少し上げることができます。
そして、このポポロクロイス物語で重要となるのが「気力ゲージ」です。
気力ゲージはグレー・青・黄色の順で攻撃力が強くなっていきます。
物理攻撃をするたびに気力ゲージは少しずつ減っていきます。
気力を溜めるには「気合い」を選択して上げることができます。
一度戦闘が終了すると毎回青いゲージからスタートするため、あまり「気合い」を使うことはありませんが、ボス戦などの長期戦では攻撃力が下がらないように上手く使っていく必要があります。
最後の「逃げる」というコマンドは実用的ではありません。
戦闘メンバーが2人以上いるときに逃げるを選択した場合、そのキャラクターがのみが逃げて戦闘不能状態の扱いになってしまいます。
逃げるのに失敗することがあるため、残されたメンバーがやられてしまうと全滅扱いになってしまいます。
「逃げる」の使いどころは分かりません。
戦闘システムについての紹介はここまでです。
フィールド上にも宝箱があるため、できるだけ取り逃しが無いように見て回りながら進みます。
ポポロクロイス城から下の方に進んでいくと、
北「ポポロクロイス城」
南「南の浜辺」
という立札があります。
この先は、さっき城下町の兵士が言っていた「強い怪物が暴れているところ」ですね。
この段階では厳しそうなのでスルーしていきます。
そして、このポポロクロイス物語はエンカウント率が高めです。
敵が見えないランダムエンカウントになっており、多めに敵が出てきます。
敵が多いと「邪魔で面倒だ」と思う方もいるかもしれませんが、敵が強すぎて先に進めないということが起きない良心的なシステムだと僕は思います。
敵と多く戦うため、レベルが上がるのも早いです。
城下町の周りをウロウロしているだけで、全員レベル4まで上がりました。
レベル2になったとき
- ピエトロは「ヒールウォーター」
- ゴンが「ファイアーボール」
- ドンが「キュアウォーター」
を覚え、ピエトロは必殺技「かぜのやいば」も習得しました。
「かぜのやいば」は遠距離にいる敵にも、通常攻撃のように物理ダメージを与えられるので便利です。
それに、気力も消費せずミスも少ないためとても役に立つ必殺技です。
あと、ピエトロが持っている「竜の剣」について。
塔のところで手に入れた竜の剣はピエトロとともに成長をしていきます。
ピエトロのレベルが上がれば上がるほど、剣の攻撃力が増していきます。
レベル4になってから再びお店を訪れてみると、250Gで売っている「どうのけん」よりも竜の剣の方が攻撃力が上でした。
お金に余裕ができたので「どうのうでわ」を1つ買っておました。
もう一つ戦闘について情報をつけ足しておくと、
「次に行動できる番が回ってくるときには動きが止まる」という仕様があります。
次に行動できるのが味方か敵かが分かるだけでも、戦いは大幅に楽になります。
城下町周りでは「くちばしバルカン」という技を持ったとつげきどりが脅威になりますが、そのとつげきどりの順番が回ってくるときの止まっているときの顔がちょっとあほっぽくて好きです。
ですが、レベルが低い状態でくちばしバルカンを食らうと即死する危険があるので舐めてはいけません。
このハシ、絶対渡っちゃダメよ
ポポロクロイス城下町から道なりに下に向かっていくと、立札のある橋があります。
その立て札には、
魔王サマの大命令であーる!
「このハシ、絶対渡っちゃダメよ!…ガミガミ魔王より」
という明らかに罠のようなガミガミ魔王からのメッセージが書いてあります。
その立て札を無視して橋を渡ろうとすると、ピエトロが橋に乗った瞬間にゴンとドンはドンは素早く後ろに下がり、ピエトロは橋の真ん中を渡って行きますが爆発して真っ黒焦げになってしまいます。
そのまま橋は壊れ、真っ黒になったピエトロは川に落ちて流されます。
その後ピエトロはお城のベッドで目を覚まし、モーム大臣に「タキネン村とは逆の方向で何をしてたんだ!」と怒られます。
結局は「無事でよかった」となっちゃうんですけどね。
その場にいるお手伝いの方は、よその国に助けを呼べなくするため、関係のない場所に爆弾をしかけたのだろう」と考察しています。
広い世界がこれから待っているということですね。
爆発によるペナルティは何もありません。
お城の部屋まで戻されてしまいますが、ゴンとドンも併せて3人ともHPとMPが全回復しています。
お金が減るわけでもないため、城下町で泊まるよりもお得です。
ただ、爆発すると橋が壊れてしまうため一度しかできません。
モンスター図鑑を放置して使う
せっかくモンスターを倒したので、モンスター図鑑(□ボタンで開く)も確認しておきます。
モンスター図鑑には、
- モンスターの姿
- HP・MP
- 倒した数(KO数)
- 必殺技
- ドロップアイテム
- 一言コメント
が載っています。
一匹でも倒したモンスターは、先ほど挙げたドロップアイテム以外の項目を見ることができます。
ドロップアイテムは、実際にモンスターがアイテムを落としてくれないと「???」のままになってしまいます。
本当は全部埋めたいところですが、結構時間がかかりますし画像を載せることはないため、アイテムを落とさなくても先に進むことにします。
そして、このブログではモンスター全部を紹介する予定はありません。
攻略サイトを見ればいくらでも載っていますから。
何かあった時だけ紹介していきます。
例えば、ドローンについての一言コメントが「よわい。」だけという虚しいものだったときとか…
それに加えて、モンスター図鑑は「放っておくとモンスターが増殖していく」という機能も搭載されています。
一番最初のページを見てみると、見開きになっていて「ドローン」と「おおかまきり」というモンスターがいます。
見開きで2種類ともモンスターがいる場合、増殖して戦いを始めます。
圧倒的におおかまきりの方が強いためドローンは一匹も生き残れませんが、素早いおおかまきりが増殖しすぎて数えることはできません。
さすがにちょっと気持ち悪いです。
モンスター図鑑のページをめくると、一斉に増殖したモンスターが逃げ出してしまいます。
今回は、ちょっと寄り道と予備知識が多くなってタキネン村までたどり着けませんでした。
細かいところまで文章だけで紹介していると、長くなってしまいますね。
ストーリーを中心に、もう少しサクサク進めて行ければと思います。
次はタキネン村に行きます!
Part3へ続く
