ポポロ日記 Part25『ピエトロが真実を知ったとき』

 

【前回のあらすじ】

闇の世界でようやく見つけた魔王の魂を封印する母サニアの姿

しかし、その再会を喜ぶ間もなく四天王に氷の塔の結界は破られました。

 

四天王のドルンに足止めされている間に氷の魔王の魂の封印は解かれ、ピエトロたちは命からがら魔王の星から逃げだしましたが、魔王の魂は地上の世界・ポポロクロイスへと向かってしまいました。

ポポロ日記 Part24『三章閉幕・やっとお母さんに会えたのに』

 

第四章「氷の魔王」母サニアの話

どうにか闇の世界から戻ることが出来たピエトロたち

しかし、母サニアを救うというピエトロの願いは叶いませんでした。

 

悲しみにくれるピエトロたちを待っていたものは、一面を氷で覆われて変わり果てたポポロクロイス城

氷の魔王の魂が近づいてきた影響でポポロクロイス周辺の水は凍り、季節外れの寒波に襲われました。

ピエトロたちが乗るサブエンジンは凍った湖に激突し、再び壊れてしまいました。

 

ポポロクロイスに戻ったピエトロは父パウロに、

自分のせいで封印が解かれ、氷の魔王の魂が復活したこと

粉々になった魔王の星で別れたお母さんを救えなかったこと

を話し、ピエトロはお父さんに謝りました。

 

すると、父パウロは

「まだサニアの生死はわからない、サニアは10年も魔王の魂を封印し続けた強い心の持ち主だから希望はある」

と、サニアとパウロが出会ったときの話を始めました。

 

十何年も昔のこと

ある日、パウロは狩りをするために森に足を踏み入れ

森の中で、ひどく傷ついて弱った一匹の美しい竜と出会った

 

パウロは必死に手当てをし、竜は元気を取り戻して森の奥へ帰って行った

あの竜にもういちど会いたいと、パウロは再び森に出掛ける

 

そこで出会ったのは、竜ではなくサニアだった

パウロとサニアはたちまち恋に落ち、ピエトロが生まれた

しかし、その幸せが長く続くことはなかった

 

恐るべき氷の魔王がポポロクロイスに攻めてきた

お城の兵士たちも懸命に戦ったが、強力な氷の魔王の軍勢に力及ばなかった

その時、サニアはピエトロをパウロに託して城から飛び出していった

 

そして、サニアは竜になった

パウロは気付いていた、サニアが竜だったことを

 

サニアは命を懸けてポポロクロイスを守るために戦ってくれた

何よりもピエトロを守るために

そして、ついに氷の魔王を倒した

 

だが、氷の魔王はサニアの魂までも闇の世界に引きずり込んだ

それ以来、サニアはずっと眠ったまま…

 

母は勇敢で強い、そう簡単に死ぬわけがない。

パウロはピエトロを励ましました。

 

ナルシアはカイ?カイはナルシア?

お父さんの話が終わると、お世話係の人が大慌てでピエトロたちのもとへ

「サニアの姿が消えてしまった」

 

塔の部屋に入ったところ、お世話係の目の前でサニアの姿は霧のように消えてしまったそうです。

パウロとピエトロは驚き、ピエトロは責任を感じてお城を飛び出しました

 

さらには城下町も飛び出したピエトロのところへ、氷の魔王のしもべ「氷の騎士」が登場

竜の子であるピエトロの首を狙っています。

 

ピエトロは氷の騎士に全く抵抗できず、あっけなく倒れてしまいます。

とどめを刺されそうになった時、ナルシアが助けに駆け付けました。

しかし、氷の騎士には魔法が全く効かず、全然倒すことが出来ません。

 

ナルシアは黄金の鍵でカイの姿に変身して、氷の騎士の弱点である炎の攻撃「トビケラ」で倒します。

無事にピエトロを守ってナルシアの姿に戻るとき、意識を取り戻したピエトロにその瞬間を見られてしまいました。

 

ピエトロはナルシアとカイが同一人物だったことを知り、ナルシアは黄金の鍵の秘密がバレた事で魔女の力を失って倒れてしまいました。

ピエトロは倒れたナルシアを背負ってポポロクロイス城へ運び、ギルダさんが看病をします。

 

ギルダさんはピエトロに

「森の魔女は海の水につかったら身体が溶けてしまうこと」「姿を変えることのできる黄金の鍵のこと」を全て話しました。

 

一度魔女の力を失ってしまうと、そう簡単に力が戻ることはありません。

ポポロクロイスの魔法使いが薬となる「ソームの種」を持ってきて飲ませますが、効き目はありません。

 

魔女の力を取り戻すためには100年に一度しか咲かない花「ソームの花」が必要だとギルダさんが話しますが、ソームの種を蒔いてから100年も待っている時間はありません。

 

ただ、妖精が住むフローネルの森のかけあしの泉であれば他の場所よりも時間が早く進むため、そこの妖精に頼めば何とかなるかもしれないということで、ピエトロは「ソームの種」を受け取って1人でかけあしの泉へと向かいます。

 

ソームの花を求めて一人旅

ポポロクロイスの中ではパウロ国王やサボーさんなどが会議をしているため、いつもより人が少ないです。

重要な会議をしているため、ピエトロは会議室の中に入れてもらえません。

 

ピエトロの部屋にはガミガミ魔王がいました。

氷の魔王を倒すため、武器の手入れをしている最中です。

 

おみやげ部屋には「ハタハタのゴザ」が敷いてありました。

ハタハタ村の人が送ってくれたおみやげです。

永遠の番人の館で買ったおみやげも増えて、もうほとんどのスペースが埋まっています。

 

白騎士は相変わらずお城の外で兵士に稽古をつけていますが、今回は兵士が皆やる気を出しています。

氷の魔王と戦えるように必死に修行をしていました。

 

城下町の人は皆、家の中で不安がっています。

寒さに怯え、再び氷の魔王が攻めてきたらどうなってしまうのだろうと

寒さの原因が氷の魔王の復活の影響だと気づいている人も多くいました。

 

城下町から外に出ようとすると「こんな危険な時に外に出てはいけない」と門番の兵士に止められてしまいますが、それでもピエトロは大事な用事があるため外に出ていきます。

万が一に備えて門を閉められてしまうため、一度外に出ると城下町に戻れなくなってしまいました。

 

城下町の外の敵は大幅に変わり、フローネルの森にも再び敵が出始めます。

氷の魔王に関連する氷のモンスターたちになっています。

 

基本的に炎に弱いモンスターが多いため、ファイアーボールが効果的です。

特に強敵というモンスターもいませんし、基本的に敵は1体ずつしか出てこないためそんなに苦労せずにかけあしの泉までたどり着きました。

氷の魔王の影響で凍っている川も多いですが、かけあしの泉はまだ凍っていませんでした。

 

ピエトロはかけあしの泉にソームの種を投げ入れます。

すると、泉の妖精が現れ「ソームの花を育てたいのね」と言いながら出てきてくれますが、かけあしの泉でも100年なんて時間はそう簡単に過ぎるものではないようです。

 

しかし泉の妖精は、この森に住む仲間「ナルシア」を見捨てるわけにはいかない

そう言うと、ピエトロが種をまいた場所にソームの花が咲きました。

ソームの花をナルシアに渡すため、ポポロクロイス城に戻ります。

 

城下町の門のところまで戻ると白騎士が門を開けてくれて、ガミガミ魔王も合流します。

突然「こおりのへいたい」が6体出てきて戦闘になりますが、白騎士のソードフレイムで6体一気に消し去りました。

 

城下町に入ると、白騎士が「大事な軍議を行うためパウロ国王が探していた」と伝えてくれます。

 

氷の大地に旅立つ勇者

急いでお城の会議室に向かおうとすると、ギルダさんに呼び止められてソームの花を渡しに来いと怒られます。

それなのに、ナルシアのもとへ向かうと今さっき怒っていたギルダさんは寝てしまっていました。

 

ピエトロは、ナルシアにソームの花を食べさせます。

花を食べ終わるとナルシアは再び寝てしまい、ギルダさんが目を覚まします。

 

ギルダさんがナルシアの様子を見ると、ピエトロが持ってきたのは「ソームの花じゃない」と言います。

ピエトロが持ってきたのは百年ごとに咲く花ではなく、千年にいちどだけ咲く「ソームの命の花」でした。

ソームの命の花の効果は、魔女としての力が戻るだけではないかもしれないとギルダさんは言っていました。

 

次は会議室に向かいます。

会議室にはパウロ国王サボーさんなど、お城の魔法使いや兵士などが一堂に会しています。

 

氷の魔王について、サボーさんの話が始まりました。

 

十年前にこの国を襲った氷の魔王の魂がこの地上に再び復活を果たし、四天王のヤブーとゾルダンたちの手によって北の大地に神殿が建造された

氷の神殿が造られた場所は、かけあしの泉から森の間を抜けて北へ進んだ方向にある氷と雪ばかりの白い世界「北の大地」

 

氷の魔王の魂は復活しましたが、肉体はまだ復活を果たしていません。

ヤブーたちはその神殿で魔王の肉体の再生をし、その肉体と魂を合体させて魔王の真の復活を狙っています。

 

そうなってしまえば勝ち目はありませんが、氷の神殿に攻め入って魂と肉体の合体を阻止し、ヤブーたちを倒すことが出来ればポポロクロイスの平和を守ることが出来ます。

 

それを聞いたマッタ―将軍は城の中で最強の兵を差し向けようと提案し、会議に参加していた兵士たちが声を上げます。

他にも、むやみに数を出しても意味がないため最強の勇者を選ぶべきだという意見も出てきます。

 

そこでパウロ国王は立ち上がり「氷の大地に旅立つ勇者はすでに決まっている」

ピエトロの名前を挙げました。

 

お城の人たちは「ピエトロはまだ子供だ」と止めますが、

パウロ国王はピエトロがいくつもの冒険を乗り越えて強くたくましくなったところを見ていました。

さらには「皆を代表し戦う資格があり、戦う義務がある」

 

王子はこの国を守るために率先して戦う義務があり

「北に向かい、氷の魔王復活の野望を阻止せよ!」と命じられました。

 

ピエトロが「分かりました」と答えると、

白騎士とガミガミ魔王、さらにはナルシアも会議室に入ってきて一緒に戦ってくれると言ってくれました。

 

北の大地に旅立つ準備を整え、氷の魔王の真の復活を阻止しに向かいます。

 

 

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