【前回のあらすじ】
調査に出たお城の人がギルダの館で休んでいるということで、初めての夢幻フィールド「迷いの森」へ足を踏み入れました。
タキネン村では斧を使う角刈りのおじさん「ダイソン」とも出会い、無事にギルダの館へとたどり着きました。

目次
行きと帰りで構造が変わる王家の洞窟
今回はタキネン村から王家の洞窟に入っていくところからです。
王家の洞窟の中は暗く、入り口の近くには
「この先、薄暗く、危険!
ホーリーライトの魔法をもちいて明かりを灯すべし」と書いた看板
それと、ホーリーライトの魔法書が入った宝箱がありました。
ホーリーライトは暗闇の中で一定時間だけ聖なる明かりを灯す魔法
ピエトロに魔法を覚えさせて使うと、洞窟の中が明るくなって見える範囲が広がりました。
ホーリーライトは消費MP1で使うことが出来ますが、魔法レベルの低いうちは効果が続く時間が短いので何度も使わなければいけません。
ホーリーマップを使うのにもMP5を消費しているため、攻撃魔法を連発できるほどの余裕はありません。
地下へと進むと、懐かしのリビングデッドやおおこうもりなども出てきました。
おおこうもりの「きゅうけつ」はかなりダメージを食らうので気を付けなければいけません。
そして、敵と戦っているうちにレベルが上がり、ピエトロは「ヒールウォーター」と「ウインドシュート」の魔法も覚えました。
ウインドシュートは、前作ではナルシアが使っていた魔法ですが、今回は属性の種類が大幅に増えているため様々な魔法を覚えていきます。
その先には「9番チェック用スタンプ」と書かれたスタンプ台がありました。
今はまだ何もできませんが、ポポローグならではの要素になっています。
地下2階から3階への降りる階段の脇には、回復できる青く光る球があります。
夢幻フィールドによっては道のりがとても長い場合もありますし、一度夢幻フィールドから出るとマップが消えてしまうため、途中でHPとMPを回復できるようになっていることもあります。
地下3階には、
「扉は怪しい光を放っている。見えない力で封印されているようだ…」
という紫色に光る透明な壁のような扉。
封印を解けば通れるようになるようです。
その近くに、赤く光る「竜の玉」
竜の玉の力を解放することで、扉が開く仕掛けになっていました。
封印されていた扉の先は、王家の間へと繋がる出口です。
王家の間は物々しい雰囲気の場所…
目的の
「りゅうのぞう」
「りゅうのつばさ」
を宝箱から入手し、その先の扉には鍵がかかっていたため引き返します。
帰り道はここまで来た道とは違い、地上への近道が用意されていました。
このように、夢幻フィールドは訪れるたびに構造が変化していきます。
前に来たときにはなかった新しい道が出来ていたり、全く違う感じのマップになっていたり、やり込み要素があります。
王家の洞窟は、これからたくさん冒険をしていく夢幻フィールドのチュートリアルのような感じでした。
敵に会うことなく王家の洞窟の入り口まで戻ることができ、その間にはピエトロの装備アイテムが入った宝箱がたくさんあります。
ピエトロ専用アクセサリー「プリンスバッチ」
防御力の上がる「かわのたて」
攻撃力の上がる「ライトブロンズソード」
早くも、りゅうのけんとはお別れです。
便利アイテム「竜の翼」と「竜の像」
洞窟の外に出ると、ギルダさんとナルシアが待っていてくれました。
その場で「竜の翼」と「竜の像」の使い方を教わります。
竜の像はポポロクロイス城の門の辺りに置き、ピエトロは竜の像を持ち歩きます。
その竜の像からいくらでも生えてくる翼のウロコを剥がして天に掲げると、旅先からあっという間に竜の像のところまで戻ってこれるという便利アイテムです。
まずはこの世界で竜の翼と竜の像が使えるかどうかのテストをするということで、
ピエトロがお城に戻って竜の像を置いたころにギルダの館で寝ている魔法使いに翼のウロコを使わせ、魔法使いが帰ってきたら成功となります。
それが上手くいけば、ピエトロが旅先で見つけた兵士たちに翼のウロコを渡してすぐにお城まで戻れるようになります。
もちろんピエトロも竜の翼を移動手段として使うことが出来るため、どこからでもすぐお城に戻れます。
前作の竜の柱とでなおしランプに比べれば少し不便なシステムにはなりますが、何も無いよりは断然マシです。
そして、ギルダさんも異変が起きたときの空を包んだ黒い影を見た記憶があるようです。
それがなにかは思い出せないみたいですが…
ギルダさんはこれからいろんな本を調べるからと言って、ギルダの館へ戻って行きました。
ナルシアはまた一緒に旅をしたいと言ってくれますが、
「足手まといになるといけないから…」
そう悲しそうな顔でピエトロに謝ります。
しかしピエトロが
「大丈夫だよ!きっとみんなを見つけてくるから。」
と励まし、ナルシアとはお別れです。
《ピエトロ日記・2日目》
竜の翼と像をあずかった。
これでいなくなったみんなを、お城に連れ戻せるかもしれない!
危険な迷いの森と、とんがり耳の人
再び迷いの森を通ってポポロクロイス城に戻りますが、先ほども書いたように夢幻フィールドは構造が変化してしまいます。
さっそく、この迷いの森の構造も大きく変化していました。
敵も少し強くなり、魔法で攻撃してくるメイジも出てきます。
さらには、ポポロクロイスから来たときには無かった新しい道も2つ増えています。
1つ目は
「左上の通路の先、ひとりでは危険!
おサルやキノコは結構強いぞ!
…おサルにやられた冒険者より…」
という看板が立っている道
ピエトロ1人の状態で無茶はしたくないので、今回はスルーします。
2つ目は
「右下の通路の先、やや強敵多し。
興味のある強者のみ進め。
…ここで引き返した旅人より…」
という看板のある道
ここでやられるのも怖いので、真っすぐ出口へ向かいました。
迷いの森を抜けると、イベントがあります。
「とんがり耳の人」とぐったりして倒れている犬がいました。
どうやら怪我をしているため元気がないようです。
とんがり耳の人が元気が出るように魔法をかけると、犬はすぐに立ち上がって狂ったような速さで去って行ってしまいました。
それを見ていたピエトロは唖然
ピエトロもとんがり耳の人に元気が出る魔法をかけられそうになりましたが、ピエトロが断ると他に元気のない生き物がいないかを探しながらどこかへ行ってしまいました。
《ピエトロ日記・2日目》
迷いの森を抜けたら、ケガをしたイヌをとんがり耳の人が魔法で元気にしてた。
元気になったのは良かったけど、ちょっと怖かった…
気を取り直して城下町の方へ戻り、先ほど王家の洞窟の中などで手に入れていた「?くすり?」というアイテムをよろずやで鑑定してもらいます。
くすり以外にも名前の分からない武器や防具などもあり、鑑定をして名前が分かれば使ったり装備をしたりすることが出来ます。
名前の分からないアイテムを鑑定するためには1回につき5G支払って鑑定してもらいますが、名前が分かるまでに時間がかかる場合もあり、お金が必要以上にかかってしまうこともあります。
拾ってきた2つのくすりを鑑定してもらうと、
「まもりのしずく」
「ちからのしずく」
2つ合わせて名前が分かるまでに8回かかったため、計40Gかかってしまいましたが仕方ありませんね。
竜の像を置くために、お城へ向かいます。
お城を出て行く父・パウロ国王
お城へ続く橋を渡るとピエトロがお城の門の近くに竜の像を置き、そのすぐ後にギルダの館で寝ていた魔法使いが竜の像のところへ現れました。
竜の像と竜の翼のテストは成功し、これでいつでもお城に戻ってくることが出来るようになります。
ピエトロの隣でその様子を見ていた兵士ドンはもちろん驚いていました。
《ピエトロ日記・2日目》
ギルダさんの言う通りに、城門に竜の像を置いてみたら、すぐに魔法使いのおじいさんが現れた。
ギルダさん、ありがとう。
玉座の間へ入ると、パウロとサニアに迎えられます。
モーム大臣と母サニアはピエトロの帰りを喜んでいましたが、父パウロは自分に逆らって出かけたことをまだ怒っています。
ピエトロがギルダさんに聞いたことや竜の翼・竜の像のことを話した後は、ギルダさんが勝手に王家の洞窟の宝を持ち出させたことにも怒っています。
ピエトロは「調査に出たお城の人たちを探しに行く」と言うと、お父さんには「お前は勉強をしていろ、大人たちに任せておけ」と止められてしまいます。
さらには、ピエトロは自分の部屋に無理やり連れていかれ、部屋の外に勝手に出て行かないよう見張りまでつけられてしまいました。
テラスからツタを使って降りることもできないので部屋から普通に出ようとすると、一歩たりとも部屋から出すなという命令を受けた兵士に戻されます。
《ピエトロ日記・2日目》
また、お父さんに怒られた。
いなくなったお城のみんなを見つけて、竜の翼で連れ戻せるのに…
どうしてわかってくれないのかなぁ?
ピエトロは仕方なくベッドに入ると、夜になって場面はお城の外
お城の門番の兵士2人がパウロ国王とピエトロ王子のことを話しています。
1人の兵士が見回りに出ると、残ったのはすぐに居眠りをする兵士ドン
こうなってしまえば、城門の見張りは誰もいない状態と何ら変わりありません。
それを確認してお城から出てきたのはパウロ国王
「…許せよサニア、モーム。
これ以上、城の者たちを犠牲にするわけにはいかん。増して息子に肩代わりはさせられぬ。
国王としては許されぬことだが、わし自信が、見届けねば…」
思いつめた様子で、城下町の方へ行ってしまいました。
翌朝、ピエトロは大慌ての兵士ゴンに起こされます。
「国王様がいなくなってしまったから、母サニアが王の間にすぐ来るよう呼んでいる」と
パウロ国王は、置き手紙を残して自ら出て行ってしまいました。
母サニアもパウロ国王の様子がおかしいことには気付いていたようで、
「パウロ国王は異変が起こってから、とても思いつめた姿でずっと物思いにふけっていた」と言っていました。
「お父さんは勝手だよ!
ぼくには軽々しく行動するなと言ったのに!」
ピエトロは怒りますが、パウロ国王はこれ以上お城の人を犠牲にしたくなかったという責任感があったのでしょう。
ピエトロは、
「…お母さん。
ぼく、僕が行きます。
竜の翼をお父さんに届けに行きます!
必ずお父さん、みんなを連れ戻します!」
と強く決心し、サニアはピエトロを抱きしめました。
これから再びピエトロは旅に出ていきますが、今朝の報告で道のひとつが巨大な落石で通れないという情報がありました。
進める場所は、タキネン村への道と西の山脈へ繋がる道の2つです。
国王がタキネン村へ向かっていれば森の魔女から連絡が来るだろうというモームさんの意見で、ピエトロは西の山脈へお父さんを捜しに出ることになりました。
お城の人たちはみな国王がいなくなったという話題で持ち切りです。
不安がっている人がたくさんいます。
《ピエトロ日記・3日目》
お父さんが、お城から出て行った。
モームさんの言う通り、西の山脈の方を探してみよう。
Part4へ続く
