【6年目・秋~春の主な出来事】
強力な投手陣を失った谷間世代に奇跡は起きず、3年連続となる春の甲子園出場は叶いませんでした。
その後は何とか新入生スカウトで巻き返し、6年目には初めてのドラフト1位指名を受けました。

目次
攻守ともに大きな期待がかかる1年生
7年目となる今年も9人の新入部員が入ってきました。
昨年のスカウトでは8人に声をかけ、全国大会準優勝捕手の多田と打撃の良い遊撃手高柳以外の6人が入部してくれています。
それでは早速、新入生の紹介をしていきます。
辻は球速が少し物足りない投手ですが、コントロールがかなり良い上に変化量4のフォークを投げられるのは嬉しいですね。
特殊能力も悪くないので、チームの中心選手になってくれると思います。
まずは球速を伸ばして、中継ぎからスタートさせます。
伊東はスカウトで見た時よりも基礎能力が高めで、特殊能力もかなり良い感じです。
1年目からどんどん試合に出して、ホームランも打てるようにパワーを上げていきたいと思います。
都築はチャンスE・対左投手E・盗塁Eが気になりますが、基礎能力は高めです。
送球Cなので、二遊間を守る選手としては十分ですね。
守備力を上げて1年目の夏から使っていこうと考えています。
飯島は好リードが光るという寸評通り、キャッチャーAを持っています。
守備能力も高く、1年目から正捕手に固定して投手陣の立て直しを図ります。
市田は軽い球と一発のマイナスな特殊能力が気になりますが、コントロールもスタミナも高めです。
普通に良い投手だと思っていましたが、野手能力を見て驚きました。
転生選手でもないのに最初から弾道2ですし、「走攻守」三拍子揃った選手と言っても過言ではないぐらいです。
投手能力よりも、野手能力の方が期待できそうです。
二刀流での育成も考えましたが、新入生投手は3人いることもありますし、グラウンドレベルもあまり高くないので中途半端に育てるのはもったいないですよね。
ということで、今回はリスクを取らずに野手転向させることにします。
送球Cがあるので、ショートのサブポジションをつけました。
ただ、二刀流としての可能性も捨てずにチャンスがあれば試合で登板させて投手能力も上げていこうと思います。
勝ち運の特殊能力も付いているので。
望月は何とも言えない能力です。
スカウトしたときは長打力の高さとその他の能力のバランスの良さが魅力でしたが、チャンスGのせいで見栄えが良くありません。
正捕手のポジションは埋まっているので、サブポジをつけて頑張ってもらいます。
その他には、
- 基礎能力の高い投手筧
- 全体的に能力が高めな外野手丹波
- 守備の上手い内野手の高田
今年はキャッチャーAの捕手を獲得できたので、期待できる世代になりそうです。
残念だったのは、左腕投手が全然入ってこないことぐらいです。
甲子園の舞台に立ちたい7年目の夏
夏の大会前の歩々路高校の総合戦力はC
今年は1,2年生中心のメンバーで臨みます。
1年生4人をスタメンで出場させ、とにかく経験を積ませます。
もちろん、初めての夏の甲子園出場が目標です!
初戦の先発は2年生の福倉に任せます。
相手は総合戦力Eの旭川工業
例のごとく初戦から先制を許す厳しい展開となり、その後は均衡状態が続いてビハインドの状態のまま9回を迎えてしまいました。
しかし、9回表は3年生の代打攻勢で攻め立て、一挙4点を奪い逆転勝利を決めました。
夏の大会で初戦敗退の危機を感じながら、何とか乗り越えました。
2試合目の先発は2年生の宮越
伸び悩んでいる2年生の投手力向上も、今回は重要な課題です。
相手は総合戦力Eの北海高校でしたが、今回はエラーで先制点を許します。
しかし、今回もしっかりと逆転して得点を積み重ねました。
格下相手に両チーム二桁安打の打ち合いとなってしまった事は反省しなければいけません。
2試合連続で総合戦力Eのチームと対戦しながら、どちらの試合もコールド勝ちできなかったのは大きな不安要素です。
3試合目・準々決勝の先発も、前の試合に続いて宮越に任せました。
相手は総合戦力Dの帯広高校です。
7回までは両チーム得点を許さない試合展開でしたが、先発を交代させた8回裏にホームランで先制を許してしまいました。
1点ビハインドで迎えた9回表はあっさりと2アウトとなってしまって絶対絶命のピンチを迎えましたが、
2年生茂呂の代打ホームランで望みを繋ぎます。
しかし、直後の9回裏にランナーを溜めてサヨナラタイムリーを許してしまいました。
キャッチャーAを持つ飯島のおかげで失点は少なく済んでいましたが、打撃力も機動力も振るいませんでした。
これで、今年の3年生は引退です。
目立って活躍した選手もいなかったので、誰も高校日本代表に選ばれませんでした。
7年目の夏もたったの3試合で終了です。
未だに甲子園の舞台どころか、道大会の決勝にすら進めていません。
そして、この敗戦で評価が中堅に下がり、グラウンドレベルは大幅に下がってしまいました。
スカウトの時期までには強豪に戻して、良い選手を獲得しに行きたいです。
楽しみな世代の主力選手たち
今年も甲子園に出場できなかったので、最後に1,2年生の主力選手を紹介させていただきます。
能力は秋の大会が始まる前日時点のものです。
小野澤(2年生)
打撃・走塁を集中的に成長させ、対左投手Aや威圧感など特殊能力も良い感じです。
打率は3割を超えているため、これからは盗塁数も増やしていきたいです。
伊東(1年生)
最低限の守備力は身に着いたので、ここからは打撃・走塁を能力を中心に育てていきます。
パワーも上げていきたいですし、走力も上げて出塁できる万能な選手にしていきます。
市田(1年生)
恵まれた野手能力を持っていたのでショートに転向させましたが、夏の大会ではヒットが1本も出ませんでした。
ただ、ショートの守備を考えればチームに欠かせない存在です。
下位打線に置いて、ヒットが出始めるのを待ちたいと思います。
宮越(2年生)
2年生の投手の中で一番調子の良い宮越は、6試合に登板して防御率0.54と好成績を残しています。
大きく曲がるカーブと緩急〇の相性が良さそうですね。
その緩急を活かすためにも、引き続き球速を伸ばしていく予定です。
島袋(2年生)
防御力5点台と打たれていますが、ピンチの場面での中継ぎとしては頼れる投手です。
スカウトした選手ではありませんが、能力の高い投手なので特に期待しています。
2年生の投手3人は全員同じぐらいに育っていますが、絶対的なエースはいません。
そのため、試合の時に調子の良い投手を優先的に起用していく予定です。
辻(1年生)
夏の大会で2試合に登板し、ロングリリーフをする場面でも無失点の好投をしてくれました。
まだスタミナを上げていないので秋の大会では中継ぎとして起用していきますが、冬の間にはスタミナを上げる余裕があります。
春の甲子園に進むことが出来れば、先発として投げさせたいですね。
楽しみな選手の多い1年生たちを少しでも成長させるため、春の甲子園に出場できるかどうかが今年度はとても重要になります。
1,2年生だけでベンチが全て埋まる状態にまで人数は増えているので、秋の大会・春の甲子園を通して再起を図ります。