【9年目・秋~春の主な出来事】
夏の大会は振るわなかった9年目でしたが、春の甲子園では投打が噛み合い2回目の優勝を果たしました。
新2,3年生が十分な経験を積み、良い形で10年目の夏を迎えることができました。

目次
転生プロ2人が入部して投手力アップ
春の甲子園を制覇して「強豪校」に評価が上がったため、今年の新入生は9人です。
新入生スカウトの時は評価が「そこそこ」だったので声をかけることのできる選手は少なかったですが、新入生の入部を楽しみにしていました。
前年度のスカウトで良好の反応を貰っていたのは
- 投手の竹内
- 投手の松橋
- 捕手の潮田
- 三塁手の松田
この4人です。
その他に二塁手の中濱にも声をかけていましたが、反応がまあまあだったため入部してくれませんでした。
では、新入生の紹介です。
竹内は130キロを超える球速を評価してスカウトしたため、評判通りのかなり良い能力だと思います。
変化球を2球種覚えていますし、コントロールとスタミナも悪くありません。
捕手の潮田は打撃能力が高くて悪くない選手だと思います。
捕手としての起用は考えていませんが、来年の新入生がどうなるのかは全く分からないので守備力も上げながら育てていきます。
松橋は135キロを超える速球と全体的な能力の高さを評価していたため、こちらも大満足です。
ノビEは少し気になりますが、特殊能力も良いので即戦力の投手です。
三塁手の松田は少し残念な能力です。
確かに走力はやや高めですが、ミート・パワー・肩力が低いので育てるのには時間がかかりそうです。
代走として起用するほどでもありませんし…
そのスカウト組に加えて、今年は2人の転生プロが入部しました。
1人目は投手の伊藤です。
西武の伊藤翔投手で間違いないと思います。
球速は139キロと速く、コントロールとスタミナは高め、変化球も3球種と至れり尽くせりです。
対ピンチFは気になりますが、OBのプロ野球選手に改善してもらえば問題ありません。
今年の投手は3人とも能力が高く、成長が楽しみです!
2人目はショートの植田です。
こちらは阪神の植田海選手ですね。
マイナスの特殊能力は気になりますが、消していけば問題ありません。
基礎能力は高く、高い走力に盗塁B・バント〇・内野安打〇と走力に特化した選手にしても面白そうですね。
夏の大会では代走として起用していく予定です。
最後に、ショートの塩崎
スカウトでも転生でもない選手にしては能力が高めです。
代走としても起用できますし、肩力・捕球を上げれば三拍子揃った選手に育てられそうです。
その他はミート力が高い外野手2人
明石と日吉が入部しました。
スカウトした選手に加えて転生プロが2人も来てくれると嬉しいですね。
「今年こそは」と願い続けて10度目の夏
栄冠ナインを始めて、今年で10年目となります。
しかし、一度も夏の甲子園に進めないまま迎えることになりました。
道大会すら一度も突破できていません。
そのため、今年を「勝負の夏」として一気に甲子園優勝まで目指します!
育成を二の次に考え、春の甲子園優勝メンバーを中心に戦っていきます!
先発投手は基本的に、春の甲子園で全試合先発した信頼度の高い三ツ俣を起用し続けます。
調子が絶不調やスランプに落ちない限りは使い続け、相手が格下でも手を抜くことが無いように。
そして今年の夏は本気で勝ちに行くため、魔物を発動できる性格が内気の選手を2年生と3年生合わせて5人揃えました。
効果的に魔物を発動していこうと思います。
初戦の相手は総合戦力Eの斜里工業
大事な初戦の先発は三ツ俣です。
気を抜かないようにとリードしながらも魔物を使って攻め、コールド勝ちで勝利しました。
最後は経験を積ませるために1年生3人の投手リレーで締めましたが、育成は二の次なので経験値を稼ぎにくいコールド勝ちでも全然構いません。
2回戦目も先発は3年生の三ツ俣
昨年度の秋の大会から全試合で先発として投げさせています。
相手は総合戦力Dの網走高校
初回からホームランが飛び出し4点のリードを奪い、その後も猛攻は続き13点を奪って5回コールド勝ちで準々決勝へと進んでいきます。
例年の夏の大会では絶対にありえない2試合連続コールド勝ちです。
ちなみに、この試合では魔物を発動させませんでしたが、相手が大量のエラーをして自滅していました。
3回戦目・準々決勝の先発も変わらず三ツ俣
気を抜いた瞬間に足元をすくわれるため、エースを投げさせ続けます。
準々決勝の相手は総合戦力Dの名寄東
初回に先制するも、その裏に三ツ俣は3連打で2点を失い逆転されてしまいます。
敗戦の危機が訪れたかとも思いましたが、2年生長内の3ランで逆転しました。
その後も得点を重ね、7点リードで迎えた7回裏は1年生のワンポイント継投で抑えました。
これで3試合連続となるコールド勝ちとなりました。
手を抜かずに常に主力で挑んでいるため、格下にはさすがに負ける心配がありません。
4回戦目・準決勝
この試合の先発も三ツ俣です。
相手は総合戦力Cの旭川西
この試合ではなかなか点が奪えませんでした。
4回にスクイズを決めて先制しましたが、その裏に犠牲フライであっさりと追いつかれます。
しかし、2年生杉野のソロホームランで勝ち越し、リリーフエースの2年生高橋がピンチをしのいで1点のリードを守り切りました。
ロースコアのヒヤヒヤする接戦でしたが、何とか投手陣のリレーで勝利しました。
9回には大きなリスクを背負いながら、1年生のリリーフ投手がそれぞれ1アウトずつを奪う継投で経験を積ませながらも抑えました。
今年も夏の道大会の決勝の舞台まで進みました。
この試合に勝利すれば、初めての夏の道大会優勝・夏の甲子園出場が決定します。
もちろん先発はここまで全試合で先発している三ツ俣です。
相手は前年度の夏の甲子園準優勝校の名寄北
総合戦力Aの圧倒的に格上の高校ですが、負ける気はしません。
まずは2年生長内のタイムリーヒットで幸先良く先制しますが、5回に内野安打で勝ち越しを許してその後もタイムリーエラーで追加点を許してしまいます。
しかし、7回に長内のホームランで1点を返し、さらには長内が2打席連続となる3ランホームランを放って逆転しました。
9回裏は2年生の高橋が抑え、初の夏の道大会優勝・夏の甲子園出場を決めました。
この試合は長内のおかげで勝てた試合でした。
そして、三ツ俣が5先発で試合をしっかりと作ってくれました。
しかし、本番はここからです。
夏の道大会優勝は果たしましたが、10年目という大きな節目です。
甲子園出場で止まるわけにはいきません。
快進撃を続けた初めての夏の甲子園
運よくシードを得たため、歩々路高校は2回戦からの出場となりました。
5勝すれば甲子園優勝・全国制覇となります。
初戦の先発はもちろん三ツ俣
相手は宮崎県の堀切高校、総合戦力Cのチームです。
夏の甲子園初の得点は、3年生松浦の先制タイムリーヒットでした。
さらに、相手のエラーや押し出しのフォアボールなどで一挙4得点を奪います。
さらには甲子園の魔物の力を借りながら、得点を重ねました。
最終的には14対0の大勝
投手陣も全員登板させ、1年生にも経験を積ませました。
初戦がシードだったので、次の試合が3回戦目となります。
相手は総合戦力C、山形の飽海大付属です。
この試合は先制を許しますが、2年生の浅野に初ホームランが飛び出して逆転しました。
さらにそこから打線は繋がり、投手の三ツ俣もタイムリーヒットを打って5回裏に一挙6得点
谷口は高校通算10本目のホームランを打ち、投手陣も野手陣も絶好調です!
育成は二の次と言いましたが、ほぼ全ての試合で1年生の投手も登板させる余裕があります。
そして、この勝利で10年目にして初の「名門校」に評価が上がりました。
この評価を意地でも維持し続けます。
続く準々決勝
わざわざ書くことではありませんが、先発は三ツ俣です。
相手は青森県のおいらせ高校
総合戦力Aの格上です。
キャッチャー横手のタイムリーヒットで序盤に先制し、先発の三ツ俣はピンチも粘り強く抑えてくれました。
そのまま試合が動かずに迎えた9回表は、前の回から投げている2年生高橋に任せて2投手での無失点リレーで抑えました。
3年生エースの三ツ俣・2年生のリリーフエース高橋に任せておけば、リードが1点しか無くても心配ありません。
快進撃は続き、準決勝
球速が160キロに達した三ツ俣が先発です。
相手は総合戦力B、福岡県の天神高校
この試合は初回に2年生の浅野が先制タイムリーを打って始まりました。
その直後に1点を返され1対1で迎えた8回裏、浅野のソロホームランで勝ち越しに成功しました。
1点リードの9回表のマウンドにはリリーフエースの高橋を送ります。
きっちりと三者凡退で抑えてゲームセット
格上との試合が続きますが、準決勝でも接戦を制しました。
初出場となる夏の甲子園の舞台で、決勝まで進むことが出来ました。
しかし、ここで負けてしまっては甲子園に来た意味がありません。
決勝のマウンドに上がるのはもちろん三ツ俣
決勝戦の相手は総合戦力A、佐賀県の太良高校です。
三ツ俣は初回に2点を先制され、ビハインドの展開で試合が始まりました。
しかし4回に、4番谷口に2ランホームランが飛び出し試合を振り出しに戻します。
続く5回には2年生浅野の3ランホームランで勝ち越しに成功し、2年生長内にも2ランホームランが飛び出しました。
さらには魔物の力も借りてダメ押しをして、甲子園決勝に1年生の投手を投げさせる余裕もありました。
結局、外野手たちの3本のホームランなどで大差をつけて夏の甲子園を制覇しました。
9年目までは全く夏の甲子園に縁がない状態が続いていましたが、10年目は夏の甲子園初出場で優勝する快進撃がありました。
これで、春夏連覇も果たしたことになります。
その後、甲子園優勝の立役者となったエースの三ツ俣と4番の谷口は高校日本代表に選出されました。
日本は12ヶ国中2位となり、三ツ俣は目立った活躍が無かったものの、谷口はホームランを放ったそうです。
春夏連覇を成し遂げた3年生の引退後
ようやく念願の夏の甲子園を制覇したものの、レギュラーメンバーは春の大会を果たしたメンバーだったため、3年生の引退に伴って戦力が大幅ダウンとなってしまいました。
1年生の投手は3人ともベンチ入りさせて投げさせていましたが、野手は枠の関係で2人しかベンチ入りさせることが出来ていません。
というわけで、最後に1,2年生の新体制で活躍するであろう1年生の選手たちを紹介して終わりにします。
能力は秋の大会直前の時点のものです。
1年生の投手松橋
夏の道大会・甲子園では8試合に登板し、変化球はHシュートだけでしたが防御率0を維持しました。
すでに球速は150キロを超えているため、リリーフエースを任せようと考えています。
1年生の投手伊藤
転生プロとして高い能力で入部したため、スタミナを伸ばしてみました。
夏の大会では6試合に登板し防御率0と好投が続いているため、次期エース候補として期待しています。
1年生の外野手植田
夏の大会では代走として8試合に出場し、盗塁を6個決めています。
接戦での代走の切り札として活躍してくれました。
しかし、走力を上げる練習しかさせていないため、他の能力は上がっていませんしマイナスの特殊能力も残ったままです。
能力の高い1年生を使わないのはもったいないので、外野手として起用していきます。
ショートで使いたい気持ちもありますが、まだ守備の向上に時間がかかりそうです。
1年生の三塁手日吉
夏の大会では8試合に代打として出場し、打率は.625・3打点と結果を残しました。
チャンスEですが、良い場面で打ってくれました。
しかし、守備はまだまだです。
かなり無理があることは分かっていますが、1年生を出来るだけ試合に出したいので三塁手として起用していく予定です。
ここからは「名門」の名に恥じないように10年目の秋の大会・春の甲子園を戦っていきます。
秋へ続く