【2年目・秋と春の振り返り】
1年を通して公式戦未勝利で終わってしまった2年目。
新入生スカウトでは打撃力の高い選手に声をかけて回りました。

3年目となる2023年度、今回も引き続き沖縄県で甲子園優勝を夢見て強いチーム作りをしていきます。
昨年は公式戦で1勝もできませんでしたが、そろそろ甲子園に出場したいです。
目次
打撃力アップに繋がる新入部員たち
前年度は、全国大会出場の選手2人・都道府県大会ベスト4の選手2人に声をかけ、打撃力を重視したスカウトを行いました。4人ともに良好の反応を頂いています。
そして、学校の評価が「そこそこ」に上がっているため、今年の新入部員は7人となっています。
打撃能力・走力の高さを評価してスカウトした塩島は、ミート・パワー・走力が良く、何と言っても特殊能力に恵まれていました。
パワーと弾道を上げればホームランをたくさん期待できそうですね。
守備能力が低い状態でもどんどん試合に出場させていきたいので、外野手として育成していく予定です。
打撃の能力がかなり高かった全国大会出場の南
特殊能力も悪くなくミートC・パワーDと、能力はすでに好打者と言えるでしょう。
そして、キャッチャーの南にも外野を任せる予定です。
同じく打撃の能力が高い全国大会出場の鈴木
チャンスE・対左投手Eは少し気になりますが、ミート・パワーが共にDで、走力と守備力もそこそこです。
パワーヒッターを持っているので、ホームランバッターに育てたいです。
打撃能力を評価してスカウトした宇田は、特殊能力に恵まれないながらも打撃には期待できそうです。
守備力も育てながらバランス良く育てていこうと思います。
野手で唯一スカウト入部ではない山潟は、基礎能力が低いながらも特殊能力の見栄えは悪くありません。
他の野手を見ると守備力に欠ける学年となってしまいそうなので、走塁・守備を伸ばしていこうと思っています。
三浦は球速が129キロとそこそこ高く、目立った特殊能力はありませんが足を引っ張りそうな特殊能力もなし。
スタミナが低く変化球が1球種ということで、まずはリリーフエースを目標として球速を中心に伸ばしていきます。
狩野はあまり目立った強みがない投手ですね。
打たれ強さC・クイックC・根性〇などを考慮すると、先発としての活躍の方が期待できそうです。
1年目の夏の大会での先発は厳しいと思うので、ゆっくりと育てていきます。
この学年は、現時点で投手力・守備力はそこまでですが、打撃力はすぐにでも通用するレベルで強いと思います。
そのため、最低限の守備力を付けて試合で打たせながら育てられるように頑張ります。
『代打逆転サヨナラ満塁ホームラン』
守備にはやや不安がありますが、アピールポイントの打撃力で打ち勝つため、スカウトした1年生4人を全員スタメン起用していきます。
「選手の育成」と「チームの勝利」の両取りできるように。
大切な初戦のマウンドは、調子が絶好調な3年生の松葉に任せます。
初戦の相手は総合戦力Dの琉球高校
初回にエラーが絡んで先制を許してしまい、打線はチャンスをたくさん作りながらもなかなか得点できません。
さらに、6回と8回にも追加点を許すビハインドの展開となりますが、8回に野元のソロホームランで1点を返して2点差に詰め寄ります。
9回裏の最後の攻撃は、地方球場の魔物とお祭り男を発動して
何とか2アウト満塁のチャンスを作り、3年生の河原を代打に送りました。
その結果は、
代打に送った3年生の河原が代打逆転サヨナラ満塁ホームランを放ち、劇的な勝利を挙げました。
ゲームの中の話ですが、最高の気分になりました。
今年は、苦しみながらも何とか初戦を突破しました。
1年生をスタメンで積極的に起用しましたが、やっぱり頼れるのは経験の多い3年生です。
2戦目の先発のマウンドも3年生の松葉に任せます。
劇的な勝利の後で意気揚々と試合を迎えるも、
2回戦目の相手は絶望を感じる総合戦力Aの宜野湾高校
先発の松葉は無失点ピッチングを続けますが、5回に3ランホームランを打たれてから5失点と崩れます。
5点ビハインドのまま迎えた最終回の攻撃では魔物も発動できず、反撃をする隙すらありませんでした。
相手が格上すぎて手も足も出ませんでした。
それでも1つ収穫があり、これからのチームを支えていく2年生の友井は好リリーフをみせてくれました。
初戦を逆転サヨナラ勝ちという劇的な勝利で乗り切るも、とても今の状態では総合戦力Aの高校に敵いません。
1つ勝つので精一杯、甲子園は夢のまた夢
まだまだ苦しい道のりは続いていきそうです。
試合経験の少なさが大きな不安に
今年の夏もほとんど試合をすることが出来ず、秋の大会前日を迎えました。
能力が上がらず、試合に勝てず、経験を積めず、能力が上がらないという負のループから抜け出す道筋がまだ見えてきません。
偶然でも良いので格上のチームに勝てる試合があれば良いのですが、同じ強さの高校にすら勝てていないので厳しい状況は続きそうです。
最後に、秋の県大会直前での1,2年生の主力選手を紹介して終わりとさせていただきます。
2年生の高山は目立った武器がないということと、負け運が気になってあまり登板数が増えていません。
能力はバランス良く伸びて総合的に見れば悪くないため、先発としてもどんどん起用していこうと思います。
同じく2年生の友井は球速と変化球と特殊能力が良く、現時点ではリリーフエースとして活躍しています。
防御率1.17と成績は圧倒的で、伝令の「励ます」を使えば先発としても長いイニングを投げることが出来ます。
そのため、ここからは先発としてもマウンドに上げたいと思いますし、スタミナも上げていこうと思います。
1年生の三浦にはずっと球速練習をさせ続けていました。
特殊能力には重い球と根性〇を加え、新リリーフエースとして活躍を期待しています。
秋の大会終了後には変化球を増やしたり、スタミナを伸ばしたりしていく予定です。
2年生の野元は1番センターで起用してきました。
守備能力は勝手にEまで育つだろうと思って後回しにして、走力を伸ばし続けた結果がこうなってしまいました。
打撃と走塁は良いので、最低限の守備力を付けてあげようと思います。
1年生の南は外野手として起用し、夏の大会でもヒット打ちました。
打撃・走塁はかなり良い感じです。
秋の大会が終わった後には守備能力を伸ばし、内野守備にも挑戦させてみようと考えています。
1年目・2年目ともに秋の県大会は初戦敗退に終わってしまっているため、3年目となる今年は秋の大会でも勝利を挙げられるように頑張ります。
秋へ続く
