鹿児島県で迎えた10年目の秋の県大会は、いつもと変わらず総合戦力Dでした。
今秋は甲子園進出を狙うとともに、強豪校を保てるよう戦っていきます。
目次
秋の大会は安定して勝ち進めるように
秋の地区大会1回戦まではスクラップブックで紹介します。
2年生の生田目に先発を任せた秋の県大会初戦は総合戦力Dの与論高校相手に先制し、継投で逃げ切って4対1で勝利
総合戦力Cの種子島西高校と対戦した県大会2回戦は、先発を任せた2年生の結城が7回無失点の好投を見せ、魔物を味方につけた攻撃で7回コールド勝利を挙げました。
1年生の川澄に先発を任せた秋の地区大会1回戦の相手は総合戦力Cの大宰府高校
この試合では川澄が7回無失点の好投を見せ、打線も2本のホームランなどで7回コールド勝ちを決めました。
そして、春の甲子園出場に大きく関わる地区大会2回戦
2年生の投手が揃って不調になってしまったため、1年生の川澄にこの試合も先発を任せました。
総合戦力Bの名護高校相手に、点を取ったり取られたりの乱打戦を繰り広げたこの試合
2年生小関の2ランホームランで初回から先制し、その後は大浦が2本のホームランを放つなどで得点を積み重ねました。
調子の悪かったはずの2年生投手のリリーフに助けられ、3本のホームランを放って打ち勝ちました。
これで、3年連続での春の甲子園出場決定です。
全国大会優勝選手を初めてスカウト
強豪校になって初めての新入生スカウト
九州地方に加え、中国地方・四国地方へも行けるようになりました。
まずは、バランスの良い選手育成が盛んな熊本県へ
全国大会優勝の戦績で、目を引く能力の日野に声をかけて2度目のスカウトで良好の反応を貰いました。
今度もバランスの良い選手育成が盛んな福岡県へ
全国大会出場の戦績で、即戦力での活躍が期待できそうな迫田に声をかけて良好の反応を貰いました。
さらには、
- 打撃能力が高そうな梅崎
- 全国大会優勝で優秀な能力の里見
- 同じく全国大会優勝の玉木
- 走塁・守備能力に期待できる轟
投手2人、野手4人の合計6人に声をかけ、全員に良好の反応を貰いました。
全国大会優勝の戦績を持つ選手はまだ獲得したことがないため、来年度の入学式が楽しみです。
プロ入りを決める選手が4人に増えた
強豪校に評判が上がった影響で、今年度は4人の選手がドラフト指名を受けました。
古田選手は阪神からドラフト4位で指名を受けました。
リードオフマンとして、打率4割を超えるハイアベレージを残しています。
3年目の最後の夏は振るいませんでしたが、3年間を通しての活躍を見れば十分チームの勝利に貢献してくれました。
小島選手はヤクルトからドラフト4位で指名を受けました。
2年目の夏までは外野手として、2年目の秋からは捕手としてスタメン出場を続け、走攻守三拍子揃った選手として大活躍してくれました。
特に長打力が魅力的です。
清水選手はソフトバンクからドラフト4位での指名を受けました。
二塁手・外野手の2つのポジションで活躍し、恵まれた特殊能力で打率は3割を超え打点も多く挙げてくれました。
棚橋選手はヤクルトからドラフト5位で指名を受けました。
基礎能力はかなり高かったですが、能力に似合わない成績でしたね。
もうちょっと活躍してほしかった選手です。
延長15回の激闘を乗り越えた先に
3年連続で掴み取った春の甲子園への切符
総合戦力Cの与謝野南高校との対戦となった初戦は、調子が好調の2年生結城に先発を任せました。
5回裏に2年生小関が均衡を破る3ランホームランを放って先制し、一度は追いつかれながらも魔物の力を借りて大量リードを作って押し切りました。
絶好調の2年生生田目に先発を任せた2回戦の相手は総合戦力Cの草津高校
1年生出口の3ランホームランなどで突き放し、そのまま生田目が完封勝利を挙げて快勝となりました。
1回戦は二桁得点、2回戦はエース生田目の無四球完封勝利で危なげなく勝ち進みます。
準々決勝は絶好調の1年生川澄に先発を任せました。
相手は総合戦力Cのみなべ高校
0対0の同点で迎えた4回に魔物の力を借りて試合をかき乱し、
2年生大滝の3ランホームランなどもあって快勝です。
好調が続く投手陣は、準々決勝を1年生投手3人の継投で危なげなく逃げ切りました。
準決勝のマウンドはエースの2年生生田目に任せます。
相手は総合戦力Bの江北実業
この試合ではコツコツと得点を積み重ねる攻撃を見せ、
5対0での快勝で決勝戦への道を切り開きました。
生田目は春の甲子園2度目の無四球完封勝利を記録し、打線は二桁安打で援護しました。
この準決勝の勝利で野球部の評判は「名門校」へと昇格しています。
ここまでの戦いぶりを見ると、夏の大会でなぜ苦戦を強いられているのかがわからなくなってしまいますね。
決勝戦の相手は、今年度の夏の甲子園優勝校でした。
この試合の先発はノリノリの1年生川澄に任せます。
相手は総合戦力Aの大都会高校
4回裏の攻撃で1点を勝ち越すも、5回表に逆転されてしまってそのまま試合は進んでいきました。
1点ビハインドで迎えた9回裏の攻撃
1アウトから四球を貰って出塁し、2アウト満塁のチャンスを作ります。
松橋はセカンドゴロに打ち取られるも、転がせの効果もあって送球エラーを誘い土壇場で同点に追いつき延長へ
延長の攻撃では10回裏に2アウト1,3塁のチャンスを作ったり、11回裏に2アウト2,3塁のチャンスを作ったりしましたが
結局、15回まで両チームともに得点は入らず引き分けで試合終了
翌日に再試合が行われることとなりました。
リリーフ陣はスタミナギリギリでのロングリリーフとなりましたが、1年生の投手陣がよく無失点で耐えてくれたと思います。
再試合となった決勝戦の先発は2年生の生田目に任せました。
1試合目の延長15回の激闘の展開を避けるために魔物の力を借りて大量リードを作り、
2年連続2度目の春の甲子園優勝を成し遂げました。
魔物で1イニング7得点の猛攻を見せながらも3点差に詰め寄られる危ない展開ではありましたが、勝てれば何でも良いですね。
新3年生になった生田目は春の甲子園で2度の無四球完封勝利を記録しました。
決勝戦の再試合でスタミナ切れの状態で投げさせてしまい四球の赤特殊能力を付けてしまいましたが、春の甲子園での防御率は1点台の好成績を残す大活躍でした。
新2年生の川澄は新たに重い球が加わり、基礎能力・特殊能力ともにかなり良い投手に育っています。
成績はこれから伸ばしていくので、次期エースとしてチームを引っ張れる投手になってほしいですね。
新2年生の中島は、春の甲子園でリリーフとして活躍してくれました。
球速が150キロを超えるぐらいになれば成績も安定してくることでしょう。
これからは状況を踏まえて、先発・中継ぎ問わずどんどん投げさせていきます。
2年連続での全国制覇を成し遂げたため、来年度も次の都道府県に移動して連覇を狙います。
そして、夏の甲子園にはまだ出場することが出来ていないため、夏の大会でも結果を残せるように頑張ります。
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