21年目の秋の県大会は総合戦力Eで迎えました。
いつも新体制2年目には総合戦力Dになっていたイメージなので、今年度は少し戦力不足気味です。
エースと言える投手はいませんし、4番を任せられるバッターもいない状況ですが、チーム一丸となって甲子園を目指して戦っていきます。
目次
お祭り男で打線の繋がりを向上させる
秋の県大会初戦の相手は総合戦力Dの太良高校
先発は絶好調の2年生森谷に任せましたが、初回から打ち込まれて2失点。
それでも何とか食らいついて5回に同点まで追いつきます。
7回表にはノーアウト1,3塁から盗塁を試み、セカンドの捕球エラーの間に3塁ランナーが生還して勝ち越しに成功
さらに打線は繋がってリードを広げ
7対4で勝利を挙げました。
この勝利で学校の評判は「中堅校」に上がっています。
秋の県大会2回戦は絶好調の2年生馬場に先発を任せました。
相手は総合戦力Dの多久農業高校
この試合は1年生金川のタイムリーヒットで5回に先制点を取ります。
7回にはノーアウト満塁のチャンスを作ってお祭り男発動
ここでは1点しか追加点を奪えなかったものの、
投手陣が1失点に抑えて逃げ切りました。
投手陣の調子が良いため、安定した試合運びが出来ています。
秋の地区大会初戦の相手は総合戦力Cの宜野座北高校
先発は1年生の日比野に任せてみました。
この試合は打線が繋がり初回と5回に得点を取って4点のリードを作ったものの、
日比野が5回裏に打ち込まれて1点差に詰め寄られてしまいます。
7回にも1点を失って同点に追いつかれ、そのまま延長へ突入
10回表の攻撃ではお祭り男を発動してノーアウト2,3塁のチャンスを作り、
代打の2年生湯浅のタイムリーヒットで勝ち越しに成功
その後も追加点を奪って勝利を挙げました。
先発をした日比野は4失点したものの、エラーが絡んでの失点だったようで自責点は1点のみでした。
秋の地区大会2回戦
相手は総合戦力Cの平戸高校です。
この試合は初回から2点を先制するも、先発の1年生日比野が5回に3ランホームランを打たれて逆転を許します。
それでも打線がすぐに2点を取り返して試合を振り出しに戻しました。
7回にはノーアウト2,3塁のピンチを招き、日比野はここで降板
代わってマウンドに上がった2年生の森谷は流れを止められず、4点の勝ち越しを許してしまいます。
4点ビハインドで迎えた9回裏はランナーを出すことが出来ず
4点差を付けられての敗戦となりました。
1年生の日比野をもう少し早めに変えておけば試合展開が変わっていたのかもしれません。
投打にバランス良く選手をスカウト
秋の大会中に「中堅校」となったため、スカウトの範囲は九州地方まで広がりました。
まずは、バランスの良い選手育成が盛んな福岡県へ
全体的な能力の高さに期待できる全国大会出場の熊倉に声をかけ、3度目のスカウトで良好の反応を貰いました。
次は、打撃を重視した育成が盛んな鹿児島県へ
バッティングに期待できる雑賀に声をかけて良好の反応を貰います。
その次は、守備を重視した育成が盛んな佐賀県へ
全国大会出場の戦績で、守備走塁の良さそうな大久保をスカウトし良好の反応を貰っています。
最後は、投手の育成が盛んな長崎県へ
都道府県大会ベスト4の戦績ですが、バランスの良さに期待できる芝崎に良好の反応を貰って今年度のスカウトは終了となりました。
来年度は天才選手や転生選手の入部にも期待したいです。
控え投手兼外野手兼魔物要員の便利屋
「初志貫徹第四高校」としてスタートを切ってから今年度で2年目
3人の選手がドラフト指名を受けました。
安田選手はDeNAから3位指名を受けました。
チームで一番の打撃力を誇り、頼れる4番バッターとして仕事をしてくれた良い選手です。
川添選手は西武からドラフト5位指名を受けました。
打率はそこまで高くありませんが、良い場面で打ってくれる好打者でした。
大八木投手は日本ハムから6位指名を受けました。
投手としては控えに近いポジションでしたが、魔物要員として勝利に貢献してくれました。
野手能力もそこそこ高く、外野も守れる器用さを見せてくれた選手です。
甲子園出場は叶わず、来年度に備える
今年度は秋の地区大会で1勝したものの、春の甲子園出場は叶いませんでした。
最後に、新2,3年生となった選手を5人紹介して終わりとします。
新2年生の日比野は地区大会で打ち込まれて防御率が悪化してしまったものの、新たに闘志を身に付けてパワーアップしています。
緩急も武器に出来るように、ここからは球速・変化球を中心に伸ばしていこうと思います。
新2年生の福地はとにかく球速を育て、直球で押していくピッチングでここまで防御率0.00を保っています。
リリーフ1本で起用していくため、さらに球速を伸ばすとともにフォークの変化量も伸ばしたいです。
新3年生の木谷は内野安打〇を身に付けたことによってどんどん打率が上がっています。
走力もかなり伸びてきているため、足を武器に上位打線で活躍してほしい選手です。
新2年生の塚越は威圧感とアウトコースヒッターを身に付けました。
まだ成績はそこまでですが、ミートとパワーをどんどん伸ばしてクリーンナップを任せていきます。
新2年生の西方はショートにコンバートしているため、ここまでは守備を中心に育ててきました。
ここからは走力を伸ばしていき、攻守ともに安定感を求めていきます。
ここまでの21年間で、現在6都道府県での甲子園優勝を達成しています。
47都道府県(49地区)制覇まではまだまだ長い道のりとなり、予定よりもペースが悪くなってしまっているため、来年度は夏も春も甲子園に出れるように頑張っていきます。
22年目へ
